hirobowの読書 blog

読んだ本を紹介していきます。

遅読家のための読書術 印南敦史

遅読家のための読書術  印南敦史

この本に限らず、色々な本において本の活用方法が述べられています。

読書の目的は、読者から得られた知見をアウトプットして、自分の行動に反映させていくことにあります。

 

そのための方法として、ここでは

1ライン・サンプリング
1ライン・エッセンス
1ライン・レビュー

ベスト・オブ・ベスト

と言う方法を紹介しています。

 

◼︎1ライン・サンプリング
「おいしいところだけ」を抽出する。

本の気に入った部分を書き出します。

◼︎1ライン・エッセンス
「1ライン・サンプリング」の中から「もっともすばらしいと思った引用」を1つだけ選ぶ
◼︎1ライン・レビュー
「1ライン・エッセンス」について、「なぜこの1行に感動したのか?」という観点で、ひと口メモを書くだけです。
1ライン・サンプリングを書きためたのとは別のノートや手帳に、日付、書名、著者名を書いたら、まず1ライン・エッセンスを書き写し、その下に30~40字程度で1ライン・レビューをメモしましょう。

◼︎ベスト・オブ・ベスト

1ライン・レビューが12冊分たまったら、その中から1冊良かったものに⭐︎マークを付ける。

 

ポイントは、1ライン・レビューですね。

少なくとも、ここで選んだ1つは自分の行動を変えていくことになるはず。

これを積み重ねていくことで大きな成長が見込めます。

 

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後は僕の抜き書きメモです。

 

「熟読の呪縛」から抜け出す。
読書の本当の価値は、書かれていることの「100%を写しとる」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」ことにあります。
大切なのは、その本を読んだ結果として、知識や発見のひとかけらが頭の中に残ること。ほんの断片でもいいのです。なにか印象的なことが1つでも残ったなら、その読書は成功したと考えるべきです。「全部残さず取り込んでやろう」と欲張らない。
1冊を深く読むのではなく、たくさんの本から「小さなかけら」を集めて、「大きなかたまり」をつくっていく。それが遅読家の人に決定的に欠けている発想なのです
ストック型読書からフロー型読書へ
読書を習慣化する
「毎日・同じ時間」に読むようにする。
「速く読める本」を中心に選ぶ①そもそも読まなくても良い本。②速く読む必要がない本。③速く読める本。
「昨日とは違う本」をいつも読む
読書体験をストックする極意
書くために読む
 読書呼吸法
1ライン・サンプリング

1ライン・エッセンス
本を読みながら引用リストをつくり、読了したあとに再びリストに目を通したら、その中から「もっともすばらしいと思った引用」を1つだけ選ぶようにしましょう。
1ライン・レビュー
前述の「1ライン・エッセンス」について、「なぜこの1行に感動したのか?」という観点で、ひと口メモを書くだけです。
1ライン・サンプリングを書きためたのとは別のノートや手帳に、日付、書名、著者名を書いたら、まず1ライン・エッセンスを書き写し、その下に30~40字程度で1ライン・レビューをメモしましょう。
読書の足跡を自己評定
12冊分のレビューがたまったら、定期的に引用と感想を読み返す。
レビューを振り返るときには、こんな視点を取り入れてみてください。
・ 自分はどんな本に刺激を受けやすいのか?
・ 自分はどのような考え方を好むのか?
・ 自分はこれからどんな本を読みたいのか?
そして最後に12冊の中からベストを選ぶ。
さらに一年毎にベスト・オブ・ベストを選ぶ。

 

1ラインサンプリングや1ラインレビューは手書きがお薦め。
内容をじっくり理解
必要な部分だけを引用
達成状況が可視化
流し読みのルール。フローリーディングのテクニック
必要なところと読み飛ばしても良さそうなところを区別
小見出し単位で見てみる
読み飛ばせる目印
商品差別化のために挿入された著者の自分語り
理論や主張を裏付ける個別の事例・体験談
期待や危機を煽る過剰表現
スピード化への4つのステップ
「はじめに・目次」をよく読む
最初と最後の5行だけ読む
キーワードを決めて読む
2つ以上の読書リズムで読む
1週間の読書計画と1日1冊を6セット