hirobowの読書 blog

読んだ本を紹介していきます。

小さな習慣

今回は「小さな習慣」という本を読んでみました。この本を読んだあとで、私自身は運動が一ヶ月は継続できています。何がポイントなのかを纏めました。また、最後にAIを使ってまとめたバージョンも載せておきます。

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「小さな習慣」8つのステップ

ステップ1:小さな習慣とプランを選ぶ

まずは身につけたいと思っている習慣を書き出す。
  • 運動(スクワット1回):1日の好きな時間にする
一度に4つ以上は多い。
2、3個がちょうど良い。
 
一週間の柔軟プラン
一つの習慣をとりあえず一週間続けてみる。
どれだけこなすのが難しかったかによって、一つの習慣にとどまるか、もっと加えるかを決める。
最後に、その習慣を行うのにもっとも難しい日を想像する。それでも出来るなら毎日続けられる。
小さな習慣は全部合わせても10分以内で終わるもの。 
単独の小さな習慣プラン
目標がはっきりしている人。
複数の小さな習慣プラン
一つの習慣で満足できない人。
高い自己肯定感を保つため、小さな習慣は100%の達成率を目指す。(95%とかじゃない)
 
選んだ習慣を、バカバカしいほど小さくする。
小さな習慣のキーポイント
小さすぎて失敗するはずがない行動を毎日繰り返す。
 
週単位の場合
ジムに行くなど、每日しない習慣。
ハイブリッド版(AかBのどちらかを毎日行う)
  • ジムに行く。または腕立伏せを1回
 
自分の場合、まずは一つ。
毎日スクワットを1回。
 

ステップ2:「なぜドリル」を使う。

なぜその習慣を使うのか、明らかにする。
 
自分の場合、
私は毎日、運動したい。
なぜ?
健康診断の結果(尿酸値、コレステロール)を改善するため。
なぜ?
一番大切なのは健康な身体だと思うから。
なぜ?
お金があっても、不健康な身体だと幸せではない。
なぜ?
健康な身体で生活することが最良だと思う。
 

ステップ3:行動開始の合図を決める。

一般的な合図は、時間ベースと行動ベース。
  • 時間ベースの例:私は月水金の午後3時にジムで運動する。
  • 行動ベースの例:月水金の昼食を食べ終わってから30分後に、ジムに運動をしに行く。
時間ベースは、課題を確実にこなし、自制心を鍛えていく。欠点は柔軟性にかける。
行動ベースは、少し曖昧だが不規則な生活に一定の規律を持ち込める。
大切なのは、あなたが真剣に自分で選ぶ。
 
行動開始の合図を限定しない「フリースタイルの小さな習慣プラン」
「感謝する」のような日頃の習慣を柔軟なスケジュールで取り入れる方法。
24時間以内という期限を設けて課題をこなす。
行動開始の合図が複数ある習慣。
就寝時間を1日の終わりとみなすのが良い。
 

ステップ4:報酬プランを考える

最初のうちは運動のあと、脳に付け足しの褒美を与えておきますが、やがて脳は満足感とエンドルフィンだけでも十分だと感じ、その行動を続けられるようになります。脳はこうした二次的な報酬の価値を学び、多くの面でそれが糖分たっぷりの褒美より好ましく効果も大きいと気づくのですが、それには時間がかかります。最初のうちは運動のあと、脳に付け足しの褒美を与えておきますが、やがて脳は満足感とエンドルフィンだけでも十分だと感じ、その行動を続けられるようになります。
報酬はさらなる行動をとらせるとともに意志の力を回復させるので、小さな習慣を続ける助けになるといえます。
 

ステップ5:すべてを書き留めておく

每日就寝する前に結果を確認する。
カレンダーに記す。
 

ステップ6:小さく考える

意志の力は何かの行動をスタートさせるために使われる
その行動を続けることで習慣となる。(脳の一番のお気に入りの行動となる)
ジムで見かける見事な体型の人たちは、もう自分に運動を強いる必要はない。実際にもう意志の力は必要とされない。それは運動が彼らの脳の一番のお気に入りの行動となったから。
習慣づくりでは以下の3つが必要となる。
  • 意志の力を強化する
  • つねに進歩が見られる
  • 意志の力を消耗させない
小さなステップはこの3つの必要すべてを満たす
①意志の力を強化する
簡単な課題を繰り返し自分に強いているうちに、意志の力が強くなっていく。これは練習だ。
②つねに進化が見られる
二つの形で報われる。
  • モチベーションを生み出す
自分が行動を起こしている姿を見ると、何よりも刺激とモチベーションが高まります。実は、これが小さな習慣の大事なポイントです。「小さな習慣」は「モチベーション」を生み出す。つまり、始めるにはわずかな意志の力に100%頼るが、設定目標以上をこなすかどうかは「モチベーション」か一定の役割を果たす。先にモチベーションを上げる方法は失敗する。
  • 本当の習慣につながる
③意志の力を消耗させない
たとえ意志の力を使い果たしていても、やるべき課題は本当に小さなものなので、どうにでもやり遂げる方法を見つけられるはず
 

ステップ7:スケジュールを着実にこなし、期待しすぎない

信じる気持ちが何かをする能力を高めるのではありません。努力しようという気持ちを高めるのです。
1日に12キロ走るとかの目標に関しては、高い期待は避けた方が無難です。やがて目標が〝こっそり膨れ上がる〟現象に直面する。たとえすぐ目につくところに「小さな習慣」を書き留めていても、あなたの脳は最近20日間の達成度をチェックし、目標の50ワードではなく、実際には1500ワード書いていることに注意を向けます(これは最初のころに私が実際に経験したことです)。あなたの脳はつねに意図ではなく、行動を〝登録〟しようとします。目標以上を達成すると、潜在意識の脳は新たな期待値を設定します。そうならないように、自分の毎日の目標は変わっていないのだとつねに意識しなければなりません。目標は1日に50ワードのまま。もし每日目標を上回る成果を上げていると、目標が低いままだとがっかりするかもしれません。あなたは1日1,500ワードの流れを断ち切りたくないから。そうしたければ、そうしても構わないけど、ただ50ワードで終わりにしても、絶対に自分を責めたり失敗だと思ったりしてはいけない。と自分に言い聞かせる。50ワードは「成功」です。これはいくら強調しても足りないぐらいです。
大きな目標は拒むこと。
どれだけ課題をこなすかに高い期待を持つ代わりに、継続することに期待とエネルギーを注ぎましょう。
人生の最強のツールとなるのは継続する力です。なぜなら、それが行動を習慣に成長させるただひとつの方法だからです。
 

ステップ8:習慣になる兆しを見逃さない

次のものが習慣になる兆し
  • 抵抗が無くなる
  • 一体感
  • 無意識の行動
  • 不安がなくなる
  • 日常化
  • 退屈に感じる
小さく始め、期待のプレッシャーを取り除くことが、小さな習慣のための成功のレシピ
但し、8km走ることができたからといって目標を8kmにしてはいけない。
 

「小さな習慣」を失敗させない8つのルール

1.決してごまかさない
こっそり目標を高く変えてしまう。これだけは絶対にしてはダメ!
2.すべての進歩に幸せを感じる
一人のダンスから大勢へ
小さな習慣は脳を誤魔化すためのシンプルなトリック。始まりを重視し、モチベーションよりも行動を先行させ、小さなステップを積み重ねることが大きな前進に繋がると信じる人生哲学です。
3.頻繁に自分に褒美を与える
あなたが与える褒美は、その小さな習慣をもう一度繰り返すように励ます。という形でお返ししてくれます。
4.冷静さを保つ
穏やかな心を持ちこれが正しいやり方なのだと信じて続けて下さい
5.強い抵抗を感じたときは、後戻りして小さく考える
感じる抵抗が最小限になるまでやるべき課題を小さくして脳に示す。
6.どれほど簡単な課題かを思い出す
喫煙者の意識・無意識に働きかけ、禁煙は簡単だと信じ込ませる。→小さな習慣を使えば健康的な行動を生活に取り入れるのは簡単だと信じるようになる。自分の小さな課題に抵抗を感じるのは、おそらくそれがどんなに簡単かを忘れているからだ。
7.ステップが小さすぎるとは決して考えない
どんなに大きなプロジェクトでも、小さなステップで構成されている。
8.あまったエネルギーと野心はおまけに使う。目標は大きくしない
これはこのまま。
 
目標を上げる場合でも、2ヶ月、3ヶ月、半年間は様子を見てみる。小さな習慣で上手く行っているならあえて変える必要はない。
著者は腕立伏せ1回から週3回ジムまで車で行くという目標に変えたのは半年後の後半である。
 

要約

習慣を身につけるには?
モチベーションによる継続はハードルが高い。
小さな習慣でハードルを下げ、僅かな意志の力だけで継続可能にする。
小さな習慣の目標は「腕立伏せ1回」など、本当に小さな目標なので、必ず達成・継続できる。
ポイント①:調子が良いもっとやって良い
ポイント②:もっと出来たからといって目標を上げない。あくまでも目標は小さくし継続することを優先させる。
その内に毎回目標を上回る状態が継続する→習慣化
 
 

AIが纏めるとどうなるか?

本の内容:
この本は、小さな習慣がどうやって大きな結果につながるかを説明しています。小さな習慣とは、毎日少しずつでも続けられるような簡単なことです。例えば、一日に一回だけ腕立て伏せをするとか、一日に一ページだけ本を読むとかです。小さな習慣は、自分のやる気や気分に左右されずにできるので、長期的に継続することができます。そして、小さな習慣は、自信や満足感を高めてくれるので、やがて大きな習慣に発展する可能性があります。この本では、小さな習慣の効果や作り方、実践例などを紹介しています。

著者の伝えたい内容:
  1. 小さな習慣は大切: 小さな習慣は、自分の人生を変える力があります。
  2. 小さな習慣は大きな結果に: 小さな習慣は、時間とともに積み重なって、大きな成果を生み出します。
  3. 小さな習慣は簡単に始められる: 小さな習慣は、誰でもすぐに始められるほど簡単です。
 
 
 

贖罪の奏鳴曲 御子柴礼司 著者:中山七里

同じ作者の「護られなかった者たちへ」がとても良かったため、kindle unlimited になっているこちらを読みました。

 

これは御子柴礼司シリーズ全五巻の1冊目となります。

 

出たしから、こんな弁護士(主人公)で五巻も成り立つのかなぁと思いましたが、そこはストーリーが錬られているのか、上手く流れが作られてあります。

 

また最後に必ずどんでん返しがあるのも、この作者の特徴かもしれません。

 

色々な事実を元にして、御子柴礼司が論破していく様子は読者をきっと唸らせるものだと思います。

護られなかった者たちへ 著者:中山七里

Kindle unlimited になっていた中で、レビュー数も多く、評価も高かったので読んでみたところ、瞬く間にこの作者のファンになりました。

 

生活保護の申請に関連した殺人事件の話であり、自分の将来を考えると不安になってしまいます。この作者の作品を初めて読みました。内容として、どんどんハマるストーリー性があります。文章力が優れているのだと思います。最後まで読んでみると、意外な結末に、驚かされます。でも突拍子も無いかといえば、全然そうではなく、答えは、やはりストーリーの中でチラホラと出てきます。

 

テーマとしては身近なテーマであり、内容としてもありうるストーリーです。ただこれだけ発達してきた社会で防犯カメラに取られないように行動するできるのだろうかとも思います。街中にカメラが張り巡らされたような国では、こういった推理小説は作れないのかもしれないなぁと思いました。

 

それにしても人の描写も上手く、読んだらハマること間違いないです。

流星の絆 著者:東野圭吾

主人公は洋食屋の三人兄弟(二人の兄と一人の妹)

夜中、流れ星を見に出かけてる間に、両親が殺されます。たまたま帰宅した時、次男が家から出てきた男の顔を目撃します。三人兄弟は成長し、時効間近で、その男をたまたま見つけました。三人は逮捕させようと、色々計画をたてます。唯一の問題は、その男の息子に妹が惚れてしまっているらしいということです。

 

この本も、色々な伏線があちこちにあり、なるほどと唸らせられます。さすが東野先生です。

長編小説といえば「白夜行」もありますが、エンディングは「流星の絆」の方が僕は好きです。

 

殺人犯の動機としては、分かる気もしますが、実際のケースとして、これで人を殺してしまうのかは、親の愛がどこまで深くあるのか考えさせられます。自分の立場に置き換えたときに、犯罪にまで手を染めてしまうものなのかどうか。

【kindle unlimited】Harry Potter と秘密の部屋

ようやく2作目を読み終わりました。

1作目に劣らず、惹き込ませられるストーリーでした。

今回は、ホグワーツ魔法魔術学校の中にある「秘密の部屋」がタイトルです。この部屋はスリザリンの継承者しか見つけることはできないとされており、中には恐ろしい怪物が潜んでいるとのこと。

今回も、ハリー・ポッターの大活躍で秘密の部屋の中に居た悪者と怪物を退治することに成功します。

回を重ねるに連れ、少しずつ謎が明らかになったり、謎が増えたりするのも楽しみです。

嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか 著者:鈴木忠平

自分は野球に関しては全くの無知で、野球中継も見なければスボーツニュースやスポーツ新聞などにも全く興味が無かったです。ルール事態もよく知らず、野球を避けて生活していたような人生です。

落合さんという方の名前は知っていましたが、素晴らしい技術も持ち、パ・リーグ三冠王を三度獲得した実績の持ち主ということは、この本を知って知りました。しかも、そもそも三冠王て何か知らないし。

そんな自分でも、この本にはハマりました。ページを読み進んでいくほど、落合さんの魅力がどんどん伝わってきます。リアルタイムでこの頃、野球を見てたら、魅力は倍増するんだろうなぁと思いつつ、当時を知らなくても十分楽しめる作品です。

結果にこだわり、冷静に対策を決め、実行していく。会社の経営方法や人材マネジメント等に大きく参考になるのではないかとも思いました。

 

 

読んだら忘れない読書術 著者:樺沢紫苑

ポイントは2つ。

「アウトプット 」と「スキマ時間」を意識せよ!

 

この本では、「自己成長に繋がるような気付き」が1冊の本の中で、3ヶ所のマーカーが引ければ良い。と書かれています。

 

今までの本もそうですが、本は『自分を変化』あるいは『問題解決』のために読みます。

アウトプットして変えて行く事が大切です。

そのためにじぶんにとって重要となる箇所を1〜3で絞って活用して行く事が重要です。

アウトプットの方法としては、この様にSNSに投稿する事も一つの方法ですが、あくまでも自分のための変化が第一目的という事は意識しておきましょう。

 

スキマ時間の方は高速読書でもありましたが、時間を制限する事で集中力を高めるためにあります。

 

心理学の「初頭努力」と「終末努力」とある様に、最初の5分と最後の5分に集中力が増すので、コマ切れの時間を利用する方が良いらしいです。

 

そこで、読書術に書かれていた、3と4を紹介しておきます。


【スキマ時間記憶強化読書術3 】 
■「15分」を最大限活用する〜 「15・45・90の法則読書術 」 
人間が集中できる時間単位とは?
15分:高い集中力を維持できる限界
45分:普通の集中力が維持できる限界
90分:45分の間、少し休憩を挟めば可能
【スキマ時間記憶強化読書術4 】 
■睡眠の力を借りて脳に焼きつける〜 「熟睡読書術 」 
寝る前の読書は、記憶に残る!
睡眠は「頭の中を整理する」役割

 

この睡眠に書かれている内容は、記憶力の本で述べられていますが、読む前に一度読み、起きてからもう一度読むのが記憶に良いとのことです。

 

纏めると、

①自分の解決したい課題など目的を決めたら、そのためのアウトプットを意識して本を読む。

②集中力を活かすためにコマ切れの時間、あるいは睡眠の時間を活用する。