hirobowの読書 blog

読んだ本を紹介していきます。

1冊読み切る読書術 齋藤孝

1冊読み切る読書術  齋藤孝

齋藤先生の書かれた「読書術」です。

 

最初の部分で、『短編集の1話だけ読んで1冊読み切ったと言っても良い』とか『クライマックスだけ読んでも読了した気になれる』などと書かれていて、かなり読書に対する敷居を下げてくれました。

 

自分は今まで『全部読まなければならない』と思っていた方なので、これによってかなりプレッシャーがなくなりました。

 

また、他の読書術の本でもよく書かれている様に、『本は最初から読まなくても良い』、『アウトプット(伝える)を意識してインプット(読書)する』、『頭に3割残れば良い』と言うのは、読書全般に対する基本事項と捉えても良いのかもしれません。

 

前回読んだ遅読家のための読書術にならって、1ライン・サンプル、1ライン・エッセンス、1ライン・レビューをしました。

 

ここでは、1ライン・エッセンスと1ライン・レビューを紹介します。

 

1ライン・エッセンス
・頭に3割残れば良い
・「どこがどう面白かったか 」を 3つ選ぶ。前半で 1つ 、中盤で 1つ 、後半で 1つ 、という具合にある程度の間隔をとると、1冊をバランスよく語ることができます 。
・自分が感動したこと(埋蔵金)を一つ自信満々に書く。1ラインエッセンスの様なもの。長い感想文の場合。ポイントを3つに絞り込む。なぜその文章を選んだのか 、その文章を読んでどう思ったのかを素直に書くだけでいい 。
・自分の言葉でアウトプットしてみる。本を読む前後 (ビフォ ーアフタ ー )で 、自分の心境がどう変わったかを書けば 、おのずと自分の言葉で表現できる 。①読む前はどういう印象を持っていたか ②実際に読んでみてどうだったか ③タ ーニングポイントはどこだったか


1ライン・レビュー
まず、頭に3割残れば良いということで読書に対するプレッシャーが減る。
究極的に言えば、何か一つでも良いから自分が感動した事(埋蔵金)を選び、なぜ選んだのか、読んでどう思ったのかを書けば良い。
本を読む前後 (ビフォ ーアフタ ー )で 、自分の心境がどう変わったかを書けば 、おのずと自分の言葉で表現できる 。
①読む前はどういう印象を持っていたか 
②実際に読んでみてどうだったか 
③タ ーニングポイントはどこだったか