hirobowの読書 blog

読んだ本を紹介していきます。

護られなかった者たちへ 著者:中山七里

Kindle unlimited になっていた中で、レビュー数も多く、評価も高かったので読んでみたところ、瞬く間にこの作者のファンになりました。

 

生活保護の申請に関連した殺人事件の話であり、自分の将来を考えると不安になってしまいます。この作者の作品を初めて読みました。内容として、どんどんハマるストーリー性があります。文章力が優れているのだと思います。最後まで読んでみると、意外な結末に、驚かされます。でも突拍子も無いかといえば、全然そうではなく、答えは、やはりストーリーの中でチラホラと出てきます。

 

テーマとしては身近なテーマであり、内容としてもありうるストーリーです。ただこれだけ発達してきた社会で防犯カメラに取られないように行動するできるのだろうかとも思います。街中にカメラが張り巡らされたような国では、こういった推理小説は作れないのかもしれないなぁと思いました。

 

それにしても人の描写も上手く、読んだらハマること間違いないです。