気づいたら浅田さんの本は2冊目でした。
1冊目の「トヨタで学んだ「紙一枚!」にまとめる技術」では、エクセル1とロジック3の解説がされていました。
エクセル1はキーワードを整理するときに色々使えそうですし、ロジック3は、この本で紹介されている「3Q」アウトプット学習法そのものです。
当時も「ひとことで言うと」という纏め方を述べられてましたが、それが「20字」で言うとに進化しています。
さらに、動詞を動作化する、とも述べられており、この20字の纏め及び動作化は、別の著者の高速読書の本でも述べられており、読書時のキーワードと思います。
この本は3部に分かれ、
初伝:INPUT
「20字」インプット学習法のフレームワーク
中伝:OUTPUT
「3Q」アウトプット学習法のフレームワーク
奥伝:CONTRIBUTION
「1枚」コントリビューション学習法のフレームワーク
となっています。
最終形である「奥伝」を理解するための準備として、初伝・中伝があります。もちろん単独でも十分役に立ちます。
全体を通して伝えるメッセージは、
【学んだ内容(読書など)を忘れずに、そして活用する方法(自己のためだけでなく他者貢献)とひ】です。
そのためには、学んだ内容を端的に(20字で)纏めることを述べています。
「20字あれば伝えたい内容は表現できる。」ということてす。そこに纏めるためには、「情報を整理」し「考えをまとめる」という思考整理を繰り返す必要があります。そういった考え抜くことを通じて「本質」をつかめれば、学びを「端的に(20字で)表現できる」ようになります。
ここまで考え尽くせば、忘れることはなく、応用することができるようになります。
あとのキーワードは、
・目的の明確化
目的が不明確だと、読んでいても発散してしまい、焦点が絞られません。
・Howは動作レベル
行動に移さなければ、読書の意味がありません。そして行動に移すためには、動作レベルに落とし込むことが大事です。
・他者貢献
「働く」とは「傍」を「楽」にすること。傍を楽にするために問題解決を行う。その手段が「1枚」コントリビューション学習法です。
是非、アウトプットして傍楽していきましょう。