ミライの授業 瀧本哲史(読了)講談社 2019/05/01
1ライン・サンプリング
「おいしいところだけ」を抽出する
未来は作ることができる。
未来を作る5つの法則
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世界を変える旅は「」からはじまる。
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冒険には「」が必要だ。
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一行の「」が世界を変える。
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すべての冒険には「」がいる。
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ミライは「」の向こうにある。
「」に入る言葉は何であろう?
我々は未来を変える「魔法の基礎」を学校で学んでいる
最大のキーワード「知は力なり」
学問の目標は、地位や名声を得ることでも、いばることでも、誰かを言い負かすことでもない。ほんとうの目標は、人類の未来を変えるような、発明と発見にあるのだ。それが「力」だ。
「観察と実験」の大切さを主張した。
→事実を踏まえて、理論や結論を導き出す。→「帰納法」
人間を惑わす4つの「思い込み」
ベーコンはこうした思い込みから抜け出せないと、本当の知には辿り着けないと考えた。
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人間の思い込み(種族のイドラ)
人間の体や脳の仕組みからくる「人間の思い込み」
人間であることに基づく思い込み
身体的な特徴や脳の仕組みによって、何かを知る上で制約を受ける
(迷子や目の錯覚)
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個人の思い込み(洞窟のイドラ)
自分の考えは全て正しいと勘違いしてしまう「個人の思い込み」
自己チューな思い込みのこと。
みんな違うという事実を忘れない
人それぞれに沢山の考え方がある
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言葉の思い込み(市場のイドラ)
周りの評判や噂話を鵜呑みにする「言葉の思い込み」
伝聞にまつわる思い込み
噂話。ノストラダムスの大予言
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権威の思い込み(劇場のイドラ)
偉い人や有名人の言うことを信じてしまう「権威の思い込み」
偉い人が言っているからという理由で信じない。
大切なのは「誰が言っているか」ではなく、その人が「何を言っているか」
「思い込み」を断ち切るために「観察と実験」
客観的に世界を眺め、事実(データ)を集め、何度となく実験する。
ドイツ帝国の初代首相、オットー・フォン・ビスマルクが残した言葉、
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
未来を作るために、過去を知る
過去から未来を作る法則を見つける
法則1:世界を変える旅は「違和感」からはじまる。
日常生活の中の「小さな違和感」を大事にする。→未来につながる冒険の扉。
知の第一歩→疑う事。疑問を自分の頭で考える事。小さな違和感を掘り下げ、常識を疑い、ウソを見破る。
人とコトを切り離し、人を疑うのではなく、コトを疑う。→これからは「課題発見力」
未知の課題に取り組む時→「論より証拠」。目の前にある「事実」を拾っていく。
「疑うことの意味」
「疑うときのルール」
法則2:冒険には「地図」が必要だ。
地図とは「仮説」
冒険とは「自分だけの仮説を証明する旅」
原則1、仮説は「空白地帯」に立てる
原則2、そして仮説は、時代や状況の変化に応じて柔軟に修正していく
大村さん:画期的な動物用新薬を作ればやがて人間にも応用できるはずだ、という仮説。
ビル・ゲイツ:ハードではなくソフトが重要になってくる
エジソン(失敗例):蓄音機で音楽を再生することを想像しなかった。
法則3:一行の「ルール」が世界を変える。
古い世界を変えていくには、新しいルールが必要。
ココ・シャネルはファッションを通じて新しい女性像のルールを作った。
自分が絶対に守りたいルールはなにか。そのルールをかたちにするには、どんな手段があるのか。
法則4:すべての冒険には「影の主役」がいる。
パーティーを組む時は、それぞれの個性をうまく組み合わせる。
まずは自分の個性を知る。
過去の変革者の背後には彼らを支えてきた「影の主役」というべき仲間がいる。
敵は前方にいるとは限らない、後方から矢が飛んでくることもある。
一方、優秀であるがゆえに周囲の協力を求められない人→メンデルはこれで失敗
法則5:ミライは「逆風」の向こうにある。
「世代交代」だけが、世の中を変える。
JKローリング:児童書の常識を破る
緒方貞子:硬直化した行動規範でなく、その根底の基本原則に立ち返る。
「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう?」 これは一生をかけて問い続けてもかまわない、大きなテーマです。
逆風が吹き荒れても、周囲の大人たちがこぞって反対しても、怒られ、笑われ、バカにされても、そこでくじけてはいけません。 あなただけの「ミライ」は、逆風の向こうに待っているのです。
未来を作る5つの法則
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世界を変える旅は「違和感」からはじまる。
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冒険には「地図」が必要だ。
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一行の「違和感」が世界を変える。
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すべての冒険には「影の主役」がいる。
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ミライは「逆風」の向こうにある。
1ライン・エッセンス
「1ライン・サンプリング」の中から「もっともすばらしいと思った引用」を1つだけ選ぶ
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知は力なり。「観察と実験」が大切→事実を踏まえて、理論や結論を導き出す。→「帰納法」
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人間を惑わす4つの「思い込み」を断ち切るために「観察と実験」
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未来を作る5つの法則
1ライン・レビュー
「1ライン・エッセンス」について、「なぜこの1行に感動したのか?」という観点で、ひと口メモを書くだけです。
1ライン・サンプリングを書きためたのとは別のノートや手帳に、日付、書名、著者名を書いたら、まず1ライン・エッセンスを書き写し、その下に30~40字程度で1ライン・レビューをメモしましょう。
この本は子供たちに対してミライの変え方を示唆しているが、それ以外の方が読んだと
しても、何か新規ビジネスを始めたり、何か変化を起こしたいと思っている方には共通して当てはまる示唆だと思える。
しても、何か新規ビジネスを始めたり、何か変化を起こしたいと思っている方には共通して当てはまる示唆だと思える。
特に私は法則1「違和感」と法則2「地図」の話がとても心に刺さった。
この考えは新規で何かを始める時にはとても重要だし、日頃から「違和感」を感じる事が、それが顧客を中心に考え、顧客の不満ごとであれば、それを解決することが新しいビジネスにつながる。そしてその「違和感」の解決策(仮説)を「空白地帯」に立てて解決できれば良い。そうした中で「観察と実験」の考え方はとても重要である。